●メタボの人も要注意!
その眠気、睡眠時無呼吸症候群(SAS)かも?
自覚のないSAS。メタボとセットで悪循環
今春、ついに「メタボ検診」が始まりましたが、メタボとも深い関係があると言われているのが睡眠時無呼吸症候群(SAS)です。SASは、夜、無呼吸状態から深い睡眠が取れないことで、日常生活や仕事にも支障をきたすことがある深刻な病気。有病率は、人口の約4%(200万人)ですが、きちんと治療を受けている人は12万人程度。なぜなら、SAS患者には、自分が病気であるという自覚がない人も多いからです。
適切な治療を受けず、SASを放置しておくと、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、脳梗塞、心筋梗塞などの引き金となるという指摘もあります。また、睡眠1時間あたりの低呼吸数が20回以上起こる場合、5年後の生存率は84%(=死亡率が16%)とも。さらに、SAS患者にはメタボの人も多いことから、セットになるとメタボを進行、悪化させるといった、悪循環を繰り返してしまう可能性もあるのです。
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SASの兆候・症状 |
●いびき ●起床時の頭痛 ●不整脈
●日中の強い眠気
●肥満(メタボ)
●呼吸困難(労作時)
●高血圧 |
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SASの原因と治療
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●肥満による首周りへの脂肪の沈着
●顎が小さい(小顎症)
●扁桃肥大 ●鼻の通りが悪い |
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SAS患者には、「太り気味」(口内の軟口蓋やのどに脂肪が付いている)、「小さなあご」(仰向けに寝ると舌の付け根が普通の人よりのどの奥の方に落ち込みやすい)、「短い首」といった体型的な特徴があります。(メタボの人は要注意!)
SASの診断は、無呼吸(10秒以上の呼吸停止)が1時間に5回以上、または7時間の睡眠中に30回以上。
治療は、軽度であれば、生活習慣の見直し(メタボの解消など)や、睡眠時にマウスピースを着用するだけで改善する場合もありますが、重度の場合は、就寝時に専用のマスクで圧力を加えた空気を鼻から気道内に送り込む、CPAP(シーパップ)療法などが用いられます。
| SAS(閉塞型)のメカニズム |
| 睡眠時にココが狭く(閉塞)なることで、無呼吸状態になってしまいます。起きている時は、舌の落ち込みがないのですが、寝ると喉のあたりが圧迫されて気道が狭くなり、息をすることが困難になります。 |
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Epworthの眠気テスト(ESS)
| 眠くなる状況 |
眠気の4段階による点数 |
| 1. 座って読書しているとき |
0123 |
| 2. テレビをみているとき |
0123 |
| 3. 公の場所で座って何もしないとき(たとえば劇場や会議) |
0123 |
| 4. 1時間続けて車に乗せてもらっているとき |
0123 |
| 5. 状況が許せば、午後横になって休息するとき |
0123 |
| 6. 座って誰かと話をしているとき |
0123 |
| 7. 昼食後(お酒を飲まずに)静かに座っているとき |
0123 |
| 8. 車中で、交通渋滞で2〜3分止まっているとき |
0123 |
0→決して眠くならない 1→稀に(時に)眠くなる 2→1と3の中間 3→眠くなることが多い
合計点数(ESSスコア)は10点以下が正常。それ以上点数を獲得した人は、SASの可能性があります。
(11点〜…軽症、13点〜…中等症、16点〜…重症) |
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