●ツメは何でも知っている?
■「ツメ」を見つめて!健康セルフチェック!!
細長い、丸みを帯びている、表面に凹凸がある、色が沈着している…。ツメの形や色には、人それぞれ特徴がありますが、古来より中国では、「ツメは内臓を映す鏡」と言われ、ツメを健康のバロメーターとしてきましたし、現代でも、ツメに含まれる成分を分析し、健康状態を調べる新しい検査方法が確立されています。
カラダの中で起きていることが、指先のツメに現れるというのは、何か非科学的な気もしますが、実は、その言葉を実証する衝撃的な論文も、2004年にアメリカで発表されています。それは、「ツメを見てガンを発見できる」というというもの。肺ガン、胃ガン、乳ガン、前立腺ガン、この4つの危険度がツメの成分を分析することで発見できるというのです。
では、なぜ、ツメにそうしたカラダの不調が現れるのかといえば、ツメは心臓から最も遠い場所で、カラダの中心部で栄養不足が生じると、その影響が真っ先に現れるからなのです。
形(Style)
 |
 |
自然に途中まで剥がれている
自然に途中まで剥がれている場合には、糖尿病のような全身性の病気が考えられます。 |
反り返り、さじ状になっている
「さじ状ツメ」は、鉄欠乏性貧血など重症の貧血の症状として現れます。その他、慢性胃腸炎、赤痢、ビタミン欠乏症患者にも生じます。 |
| |
|
 |
 |
縦筋が入っている
ツメの縦筋(「ツメ甲縦裂傷」)は、老化の印で、基本的には心配はありません。ただし、動脈硬化症が原因の場合もありますので、急激に現れた場合には要注意。 |
太鼓のバチのようになっている
「太鼓バチ指」はその名の通りに、指があたかも太鼓バチのように見えます。先天性心臓病や慢性の呼吸器疾患(例えば、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺気腫)などの人に見られます。 |
色(Color)
 |
 |
すりガラスのように白く変色したツメ
貧血の人や末梢神経障害のある人は、ツメの下の皮膚の色の赤みが少なくなり、ツメも青白く見え、慢性の腎臓病になると白く変色します。 |
チアノーゼになったツメ
心臓病や肺の病気が原因で、血中の酸素が欠乏し、還元ヘモグロビンの量が増えると皮膚やツメが青紫色になります。 |
| |
|
 |
 |
ツメの色が黒褐色でデコボコになっている
これは、「ツメ白癬」といい、ツメに白癬菌が寄生する病気です。 |
ツメの甲に白い斑点がある
「ツメ甲斑点病」は、健康な人にもみられるもので、心配はいりません。 |
■そもそもツメってナニ?
そもそもツメは皮膚の一部。主成分はケラチンやミネラルなどのさまざまな成分で構成されています。爪母(そうぼ)という付け根と、ツメの下側の爪床(そうしょう)から作られ、細胞が角質化して硬くなったものです。
ツメで健康診断 ツメを押せば健康が分かる!
ツメには、私たちのカラダの健康情報が現れますが、実は、ツメそのものを見るだけでなく、押しても自分の健康状態を知る方法があります。
チェック方法は、以下のように至極簡単。
- 利き手ではない方の薬指のツメを、利き手の親指 と人さし指で少し痛くなるくらい強く挟みます。(この時ツメは、親指の腹で完全に覆い隠します)
- そのまま30秒間圧迫します。
- 親指を離し、薬指のツメの色が何秒で元の色に 戻るかをチェックします。
このチェックでナニが分かるのでしょう?
それは、「腎臓の健康度」です。圧力をかけていた指を離して、1秒以内にスッと元通りの色に戻らなければ、腎臓の働きに問題がある可能性があります!
指先のチェックで、なぜ腎臓の働きが分かるのか? それは、指先には毛細血管がたくさんあり、ドロドロ血などで、血液の巡りが悪いなどの異常があると、圧迫したツメの色がなかなか元に戻らなくなるのです。そして、こうした指先で起きている異常は、全身の毛細血管でも起きている可能性があります。つまり、内臓でも指先と同じ異常が起きていると予測でき、毛細血管が密集している腎臓への影響が心配されるというわけなのです。
|
▲ページの先頭へ |